吉南医師会症例検討会

 9月30日 吉南医師会症例検討会が開催されました。今年度より吉南医師会理事となり、生涯教育分野の担当となったため、会の進行、特別講演の座長を私が行わせていただきました。開業後、数回症例検討会に出席させていただいたことはあったのですが、演者、座長を行ったことはなく、若干不安な気持ちを抱きながら、検討会を始めさせていただきました。
 今回、一般演題6題、特別講演1題というプログラム構成で行わせていただきました。
活発な議論?とまではいきませんでしたが、内科的分野に対して門外漢に近い私でも興味が持てる表題が多く、皆さんの協力もあり、ほぼ予定通りの時間配分で会を進行することが出来ました。特別講演は、山口大学整形外科学講師 関 万成先生に「関節リウマチの診断と治療~私はこうしています!」ーという表題で、講演をしていただきました。関先生とは、大学病院にて一時期共に仕事をさせていただいたこともあり、先生の専門分野である関節リウマチに対する研鑽の深さ等を十分認識していたため、今回、私の方より、直接講師依頼をさせていただきました。講演内容は、エコーを中心として明日からの臨床に役立つことが多く含まれており、加えて、関先生の軽妙な話術もあったため本当に引き付けられる1時間で、あらためて関先生に依頼させていただいて良かったと思った次第でした。
今回の参加人数は、会場参加15名 web参加4名と、決して盛況?とは言い難い状況ではありましたが、今後、コロナ禍が落ち着き、もう少し気楽に学会、研究会等への参加が可能になった際に、会員の皆様が積極的に参加したくなるようなもっと魅力のある症例検討会にしていきたいとあらためて思いを強くしたところです。

右:吉南医師会会長 田邊 亮先生
中央:山口大学整形外科学講師 関 万成先生
左:私